子供達は、本来、絵を描くことが大好きです。
生後1歳前後になるとえんぴつを持たせ、紙の上で直線、曲線を描いて見せると喜んで動作します。声を出して乱描きします。その後、出来た線の形を、命名します。やがて好きなものをどんどん描きます。環境や経験により、増々広がり、気に入ると、花や電車を描き続けます。
適切な言葉掛けに、興味を持つと、視野が広がり、描きたいものが増えて行き成長します。
この絵画教室は、絵を描き、粘土造りをします。平面的な絵画と立体的造形の両立と折衷により、総合的な創造力が培われて行きます。作業が楽しいと、集中力、心の落ち着き、持久力が身につきます。
私は、導入として、テーマや興味、関心を持たせ、親しめる様配慮します。発見の喜び、創意工夫の楽しさ、得く行かず困難な時も投げ出さず、最後までやり通す持久力を身に付ける様、配慮しています。成就の喜びや満足感は、大きな宝物となり、将来の夢に向かう時、この宝物は、活用され、発揮するものと私は、信じているのです。